嬉しいコーヒーの健康効果!
一息つくのに飲みたくなるコーヒー。その嬉しい健康効果についてご紹介いたします。
①疲労回復
コーヒーに含まれるカフェインが神経や筋肉を刺激し肉体の疲労を回復させる効果があります。
②生活習慣病の予防
コーヒーに含まれる『クロロゲン酸』というポリフェノールは抗酸化作用があり
・中性脂肪の蓄積予防
・糖尿病を予防
・血液サラサラ
に効果があります。
また、コーヒーに含まれるニコチン酸(タバコとは別もの)は毎日適量摂取することでコレステロール値を下げる効果があります。
コーヒーを飲み続けることで善玉コレステロールの増加も期待できるので健康診断でコレステロール値が悪かったらコーヒーブレイクを習慣化してみるのもいいですね。
心筋梗塞・脳梗塞・呼吸器疾患による死亡リスクが下がるとの研究結果も出ています。
③ダイエット効果
コーヒーを飲むと血液中の脂肪酸が分解されます。また、運動効率を高めるため運動の30分~1時間前に飲むことで脂肪燃焼をサポートしてくれます。
④アンチエイジング・美肌
強い抗酸化作用を持つコーヒークロロゲン+ポリフェノールの効果で細胞や傷を癒す効果の可能性があると言われています。細胞の修復とは、しみ、しわ、たるみ、くすみの改善に効果があるということです。また、抗酸化作用で活性酸素を除去することで肌荒れの防止も期待できると言われています。
⑤リラックス効果
コーヒーの香りをかぐと脳から出るα波が増加し気持ちをゆったりと落ち着かせる効果があるとされています。このストレス緩和効果から血糖値改善が期待でき、糖尿病発症リスクを低下させるとされています。
⑥がん予防
コーヒーを1日に2,3杯飲む人は飲まない人と比べてガンになる割合が低いという研究結果があります。
脂肪→酵素と結びついて酸化→これによってできた物質がDNAを刺激→細胞の突然変異→老化やがんの原因に!!!
コーヒーに含まれるクロロゲン酸が体内の炎症を抑え、酸化を抑える働きがあることからがん予防の効果が言われています。
国立がん研究センターによると
肝臓がんを抑える効果:ほぼ確実
子宮体ガンを抑える効果:可能性あり
だそうです。
【より効果を実感できるお勧めの飲み方】
①インスタントよりドリップ!
ここまでお伝えしてきたコーヒーの素晴らしい効果の中で『ポリフェノール』によるものが多く見られました。
そのポリフェノールの含有量が実はドリップではインスタントの約5倍だそうです。カフェインの量は変わらないのでせっかくならポリフェノールの多く含まれるドリップで飲むことでポリフェノールから期待される効果を存分に味わえるのではないでしょうか。
②運動前に飲む
脂肪燃焼を促進してくれくれるので運動の30分~1時間前に飲んで運動効率をUPしちゃいましょう!
③お昼寝前に飲む
お昼を食べるとウトウトと眠たくなることがありますよね。そんなとき10分~20分お昼寝するとスッキリして午後の仕事効率も良くなると言われています。
しかし短時間のお昼寝はなかなか難しい・・・そんな時に、コーヒーです。
カフェインが効いてくるのは摂取してから20分後。寝る前に飲むことで20分後スッキリ起きることができるのです。
【コーヒーのデメリット】
これだけ素晴らしいメリットがあるコーヒーですが、デメリットももちろんあります。
①睡眠の質を下げる
カフェインの取りすぎは交感神経を優位にして睡眠の質を下げるため、摂取量と時間には注意が必要です。
②精神不安定になる
リラックス効果も期待されるコーヒーですが、カフェインを摂りすぎると不安が募ったり、ストレスを感じたりすることもあるとされています。
血流や心臓収縮が増すことで動悸の原因になったりもするそうです。
カフェインの摂取量は人によって代謝や感度が違うため一概に言えないが、1日2杯程度であればカフェインによる負の症状は出にくいだろうと言われている。
③利尿作用がある
利尿作用によって脱水症状になることもあるので、こまめに水を摂るようにしましょう。
コーヒーを飲んでいるから水分を摂取しているという感覚に陥りますが、水分は水などで補うようにしましょう。特に熱中症の増える夏には注意が必要です。
④鉄やカルシウムの吸収を妨げる
コーヒーに含まれる『タンニン』という成分が鉄分と結合してしまい体内に鉄分が吸収されるのを妨げてしまいます。それにより貧血を招いてしまうケースもあるのでコーヒーを飲むのは食後30分以降にしましょう。
また、コーヒーはカルシウムの排出量を増加させるとされています。コーヒーに含まれる『シュウ酸』という成分がカルシウムイオンと結びつき、カルシウムが尿と一緒に体外へ排出されてしまうのです。
【まとめ】
いかがでしたか?今すぐコーヒーをがぶ飲みしたくなるような素晴らしい効果が沢山ありましたね!
ただ、摂取量には注意が必要です。自分が心地いいと感じる適量を摂取することでうまくメリットだけをつまみ食いしていきたいですね。